英語、新指導要領について

投稿者: | 2021年4月22日

こちらのブログを読んでいただいている方は、もうご存じの方も多いかもしれませんが、

今年度から中学校の教科書が大幅に改定されました。

およそ10年ぶりのことだということです。

改訂で一番大きな影響を受けたのは、やはり英語かと思います。
教科書はほぼ全てのページにQRコードが付き、本文の動画と音声を確認できるようになりました。

特に動画のほうにかなり大きな衝撃を受けました。
これまで英語を理解していない状態の生徒にはどうしても分かりづらかった教科書本文の内容が、
一部とはいえ動画で見られるようになったのは非常に大きいです。静止画との情報量は雲泥の差なので、
受け身の生徒も少なくとも「本文で何が行われているか」が分かると言うのはかなり前向きな変化だと思います。
家庭で英語を聞くハードルも相当下がるので、学習の動機づけも向上したといえると思います。
このように、基本的にものすごくいい方向に変わっていってるなと思います。
ただ、間違いなく科目の難度はあがりました。
小学校での学習を前提としてあるので、これまでよりも授業のカリキュラムが大きく前倒しになっています。
また、習得語彙もこれまでの1200語程度から1600~1800語に引き上げられました。
(どこまで実現できるかは別問題として)基本的に英語の授業を全て英語で行う
All-English化の方針も要領の中に入っています。
前倒しとなったことで、これまでの文法に加え
 ・現在完了進行形
 ・原形不定詞
 ・仮定法
 ・直接目的語に節を取る第4文型
といった、これまで高校での学習範囲だったものも繰り上がって入ってきています。
これまたどこまで実現するのか、はいったん置いておいて、コミュニケーション重視の傾向もさらに強くなっています。
この様に教科が難化したのは、子供にとってピンチでもありチャンスでもあります。
学校の授業についていくだけでもある程度の語学力が保証されるものになった、と私は感じました。
今後の世代では本当の意味で英語を話せるのが当たり前、という風になっていくのかもしれません。
この機会を生かすためにも、できることは全力でやらせてもらいたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。