みなさん、お久しぶりです。新年早々大変なことになりましたね。bigberries講師の薮田です。
僕は今回の地震で、1週間くらい氷見を離れて避難生活を続けてきましたが、先日ようやく、我が家に戻る事ができました。仮にでも、日常が戻ってきた様に感じられています。思いがけず水道などのインフラや、安全な寝床がどれほどありがたい物か、思い知らされた一年のスタートになりました。みなさんの安全も本当に、心からお祈りしております。
さて、今日なんですが、富山県の県立入試の出題の癖というか、よく出る単元について話ができたらなと思います。かなり傾向がはっきりしているので、要点を押さえて学習していくことで、点数の獲得が狙えるます。確実に身につけてください。
特に、教科書改定後の直近2年分の過去問はよく似た形式の問題が出る可能性が高いです。しっかりとおさえておきましょう。
よく出題される単元は以下の通りです。
実力テストや育英模試、全県模試を含め、十数年の過去問や類似するテストで、規則性の問題が外れたのを見た事がありません。ほぼ確実に出題されるので、必ず抑えておいてください。
ただ、規則性を単元として学習するのは小学校4年生の算数の範囲だけです。数学では発展問題として、一次方程式やy=ax^2の単元で復習したはずです。
必ず、xに複数の値を入れて実験してみてください。
立体図形の体積、表面積は基礎知識として必ず把握しておいてください。
特に円錐の表面積について、問われる事が多いです。
直方体の対角線や点と点の最短距離を三平方の定理を用いて求める問題も多く出題されています。
対策をしっかり行いましょう。
大問2で、過去10年中7年ほどは連立方程式の問題が出題されています。特に割合から式を作る問題が非常に多いです。「○割引」「昨年度から○○%減った」などの問題に対応できる様にしっかりと対策してください。
例えば、Aさんが図書館に寄ってから学校に行き、後からAさんの兄が自転車でAさんのさんを追い抜くとしたら、電車がA駅とB駅を行ったり来たりするなどを、式にして、グラフにする様な問題が出題されます。
図形同士が重なる面積を求めたり、平面図形の上を点Pや点Qが動くパターンなどが出題されます。基本をしっかりと押さえて、確実に得点につなげていきましょう。
これらは、最も出やすい問題の一例です。少なくとも上記の中でまだ未対策の問題があれば必ず取り掛かってもらいたいと思います。箱ひげ図など新規に学習指導要領に入ったものがあり、それらについては次回の記事でも詳しく説明したいと思います。
それでは、なにか質問があればこちらまでよろしくお願いいたします。