お子さまの将来を考え、「良い塾を選びたい」と思っている保護者の方は多いと思います。
ですが、その塾選びの中でよく見かける“誤解”があるのをご存知でしょうか？
氷見市で10年以上学習塾を運営してきた経験から、特によく見られる誤解と、そこに潜む落とし穴を5つ紹介します。
誤解1：高い塾＝成績が上がる
「月謝が高い塾はそれだけ内容も濃く、成果が出やすいはず」。そう思って選ばれる方も多いですが、実際は“その子に合っているかどうか”が何よりも重要です。
高額な授業料が払われていても、通う子どもにとって学習環境が合っていなければ、思うように力を発揮できません。
誤解2：個別指導なら安心
個別指導は「わからないところを丁寧に教えてもらえる」と思われがちです。しかし、塾によっては講師が複数の生徒を同時に見る“巡回型”の個別も存在します。
子どもの性格や学習スタイルに応じて、個別・集団の向き不向きは異なります。
誤解3：成績が悪いと塾に通わせても意味がない
「今の学力じゃ、塾に行ってもついていけないのでは？」と心配される方もいますが、むしろそういう子こそ塾の力が必要です。
苦手意識を払拭し、成功体験を積み重ねることが成績アップの第一歩になります。
誤解4：先生が厳しい方が伸びる
厳しい先生に「しごいてもらえば伸びる」と考える方もいますが、これは一部の子にしか当てはまりません。
ほとんどの子どもは「認められることでやる気が出る」タイプです。
誤解5：合格実績がすべて
合格実績は一つの参考指標ですが、それがすべてではありません。
大切なのは、子ども自身が納得しながら、安心して学べるかどうかです。
塾選びは、お子さまの未来を左右する大きな決断です。ネットや広告の印象だけでなく、実際に話を聞き、体験して判断することが大切です。
ご家庭と塾との信頼関係が築ける場所でこそ、お子さまは安心して伸びていきます。
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