こんにちは。bigberriesの薮田です。今日は祇園祭ですね。我が町内でも今年は太鼓ん台（漢字表記でいいのか？）が出ています。残念ながら自分は喪中なので手伝えることは少し限られてしまうかもしれませんが、こうやって地域の灯りがまた戻ってきているのがとても嬉しいです。
長らく続いた自粛が無ければ、地域ってずっと活気があって、年に数回はこういう大きなイベントのために集まるのが当たり前でした。毎年繰り返される習慣に、ともすれば「煩わしい」と思う瞬間がないわけじゃなかったです。でも、春の獅子舞の時にも思ったことですが再びこうして復活してくれてなんというか自分の一番深く身近な所にあるものがまた呼び起こされるという経験につながりました。今まで通りを新鮮に感じられる、唯一無二の経験ができました。多分忘れることはないんじゃないかと思います。数年前までの例年通り、今年も商店街が歩行者天国になります。屋台が準備され、活気が溢れていく当たり前を当たり前じゃなく受け止めています。地域に生きる子供にとっても、大人たちが楽しそうにしている瞬間はやっぱり大きいものなんじゃないかと思います。
夏休みも学校行事も、以前の姿を取り戻していっています。むしろ自粛の間を経て、また新しく変化が生まれていっています。以前よりも個人として生きることが難しくなくなったからこそ、こうやって人が集まり文化が形成されていくのが楽しいです。塾での座学も、こうやって外で起きる出来事も、蓄積されて人間が形成されていくんじゃないかと思います。
自粛と、それが生んだあたらしい世界がこれからの子供達の経験を明るく照らしてくれるといいなと思います。